簡素に生きたい

普段感じたこと、考えていることを綴ります。

冷蔵庫の暗い話

よくトイレを綺麗にしておくと、運気が上がるとか言う話がありますが、冷蔵庫も整えておくと金運がよくなると聞いたことがあります。

 

それは冷蔵庫が綺麗だと食材に目が行き届き、無駄にすることがなく余計なものも買わずに済むからだと思います。

 

そんな家計にとって重要な冷蔵庫でありますが、私は冷蔵庫の話になると黙ってはいられないのです。

今の冷蔵庫は食べ盛りの子供が3人いても大丈夫なかなり大きい冷蔵庫で、色は茶色です。

 

これは、自分で買ったものではなく結婚して少し経った頃に、義理の母が買ってくれたものです。

当時はまだ結婚したてということもあり、はっきりいらないと言えなかったため、義母がいいと思うものをこれいいでしょ!と無理矢理決められてしまったのです。

見た目も大きさも好みではないのです、、、

 

その大きい冷蔵庫が狭い我が家に届いてからは、我が家のドンとなり、見るたびに圧倒される気持ちになりました。

その後やや広い家に引越したので、ドンの存在感もやや薄まりましたが、やはり我が家のドンは冷蔵庫なのです。

 

強引なところのある義母ですが、義母はよかれと思って買ってくれたので、責めるつもりはありませんが、あのときはっきりと断れなかった自分には大いに反省点があると思っています。

 

それから、人に贈り物をするときにはかなり慎重になりました。

特に、捨てるのが大変な大型の物や、捨てづらいぬいぐるみなどの物は、あげたこともありませんが、今後人にあげることはないと思います。

 

簡単には処分できないものだから、せめて中はいつも綺麗にして冷蔵庫を好きになるようにしています。

いつも我が家の大切な食材や料理を守ってくれる冷蔵庫。なくてはならない本当に大切なものです。

だけど、いつもあの時の義母とのやりとりを思い出しなんとも言えない気持ちになり、他の色の冷蔵庫を思い描いてしまうことがあるのは事実です。

 

結婚当初は、義母とランチに行ったりお出かけするのを楽しめていたのに、その一件から少し距離を置くことを考えてしまったのも本当です。

 

こだわりを捨てたとブログに書いたのに、冷蔵庫1つに未練たらたらです。

1日に何度も立つ台所の目に付く冷蔵庫、やはり私はとても慎重に本当に自分の欲しいものを買うべきでした。

 

まだまだこだわりを完全には捨てきれない、自分の心の狭さも浮き彫りになる冷蔵庫の話でした。